東京電力からLooopでんきへ乗り換えて約1年が経過しようとしています。
乗り換えることによって、電気料金が安くなっただけではなく、キャンペーンの特典がもらえたので2重でお得でした。
どのくらい安くなったのか比較している際に、ふと疑問となったことがありました。
「Looopでんきからほかの新電力会社に乗換えて、またキャンペーン特典をもらうことができないのか?」ということです。
結論としては、新電力から新電力への乗換えはできますし、キャンペーンをもらうこともできます。
ただし、乗り換えの際に注意しておくポイントがありますので、まとめて解説をしていきます。
新電力会社への乗換え時の注意点
新電力会社へ乗り換える場合の注意点は3つあります。
該当する場合には、乗り換えるよりも、少し時間を置いた方がよいことがありますので、契約状況などを確認してください。
1:契約年数が短いと違約金がかかる会社がある
携帯電話会社は2年の契約以内に解約をすると1万円ほどの違約金を払わなければなりません。
新電力会社の場合はどうでしょうか。
調べてみた結果、ほとんどの会社は違約金はありませんが、いくつかの会社の場合は決められた期間に解約をすると違約金が発生する場合があります。
いま契約している電力会社との取り決めがどのようになっているのか、書面を見たりや問い合わせをして違約金の有無を確認してください。
違約金がかかるとして公表されている会社の例です。
違約金ありの新電力会社
スマ電:アイ・グリッド・ソリューションズ
6ヶ月未満の解約には解約手数料(2,160円/税込)
ENEOSでんき
2年契約プランで、更新月以外の契約期間中に解約、割引の廃止をした場合は解約金(1,080円/税込)
HTBエナジー:たのしいでんき
電力供給開始日から1年未満で解約する場合は違約金2,160円(税込)
東京電力エナジーパートナー
契約期間に関わらず解約事務手数料540円(税込)
契約の内容によって取り決めが変わりますので、詳しくはご自身の契約状況をお確かめください。
2:キャンペーン条件によって適用されないことがある
キャンペーンの条件は様々なものがありますが、一定期間を経過後にギフト券やプレゼントが渡されるものは注意が必要です。
「1年間の契約継続がキャンペーン対象。13か月目に5,000円のギフト券をメールあてに送ります。」
このようなキャンペーンの条件などのときは、その期間が経過するまでは、乗換えは待っていたほうが無難です。
いま契約している電力会社のキャンペーンについて、よく調べてから乗換えの手続きをしましょう。
3:申込時に審査が通過しないおそれあり
乗換え時には、新たに契約する電力会社によって簡単な審査が行われています。
いちばん最初の申し込みであれば問題ないと思いますが、頻繁に乗換えをしており、同じ会社に再申し込みする際には審査に通らないということもあるかもしれません。
電力会社も数か月で乗り換えられては、おそらく赤字の状態でしょうから。
審査に通らない場合でも、電力が止まるということはなく、そのまま前の電力会社を使い続ける事はできると思いますので、それほど心配はいらないでしょう。
新電力会社から新電力会社に再乗換え
注意点3点を確認して問題なさそうだったので、Loooでんきから別の新電力会社に乗り換えの申し込みをしました。
Looopでんきの申し込みで4,000円のアマゾンギフト券をもらいましたし、電気料金は東京電力よりは安いので、何の不満もなく感謝です。
ただし、あらたに新電力会社に申し込むことにより、アマゾンギフト券がもらえる事が分かりましたので、この度の申し込みとなりました。
実際に再乗換えした会社とキャンペーンの内容
グリーナでんきに、5月末までに乗換えの申し込みをすることで、6,500円+1,000円のアマゾンギフト券をもらえるキャンペーン中でした。
電気料金はLooopでんきとそれほど差はないのですが、キャンペーンの内容が厚いので、その分、実質の電気料が安くなります。
グリーナでんきのキャンペーン条件
グリーナでんきは違約金はないものの、キャンペーンの受け取り条件については、継続契約が必要な取り決めとなっています。
7,500円もプレゼントして、数か月で解約されるのは痛いでしょうから、当然でしょう。
この場合に、知らずに6か月などで、再乗換えをしてしまうとキャンペーンのギフト券がもらえない事態となりますので、注意してください。
6,500円のアマゾンギフト券
- 2018年4月16日から5月末までに申し込みが完了し実際の切り替えが行われること
- 需給開始日(電気の使用開始日)の1年後の応当日時点で、契約を継続していること
- ギフト券は1年後
1,000円のアマゾンギフト券
- 2018年4月1日から6月末までに申し込みが完了し実際の切り替えが行われること
- ギフト券は6か月後
乗換えの手間
申し込みが終われば、あとは電力会社がすべてやってくれます。
会社によっては切り替えのための工事の連絡がある場合がありますが、室内に入る作業ではなく、外側のメーター関連の作業のみのことが殆どです。立ち会うことも必要ありません。
申し込みから新電力会社に切り替わる、2か月前後、待っているだけで完了します。
比較サイトを使うと比較も申し込みも便利
1度目は東京電力からLooopでんき、2度目はLooopでんきからクリーナでんきに乗換えを行いました。
どちらに乗り換えた際にも、エネチェンジを介して申し込みを行いました。
幾つかの情報を入力するだけで、最も安くなる新電力会社を提案してくれますし、さらに直接電力会社に申し込むともらえないキャンペーンも、エネチェンジを介することでもらえるようになります。
今回の7,500円もエネチェンジで申し込んだときだけのプレゼントなので、直接申し込みをしてしまうと、非常に損をしてしまっていたところです。
エネチェンジの電気料金比較は「新電力から新電力はできない」
エネチェンジの比較については、東京電力などの大手から乗り換える時に、どのくらいの節約ができるのか表示してくれます。
現時点では、新電力から新電力への乗り換えの比較は対象外となっていました。
上の10,925円はLooopでんきとグリーナでんきとの電気料金の比較ではなく、東京電力とグリーナでんきの比較となります。
新電力と新電力の比較はエネチェンジではできないのですが、Looopでんきでは、東京電力と比較して、実績ベースで月350円、年間で4,200円程度安くなったことは分かっています。
グリーナでんきは、アマゾンギフト券が7,500円もらえる+電気料金3,425円が節約できます。
Looopでんきよりは年間の電気料金は高いようですが、それでもギフト券がもらえる事を考えるとお得です。
エネチェンジの申し込みは「新電力から新電力でもできる」
比較はできないものの、実際に乗換えの申し込みをしようとすると、現在の電力会社としてLooopでんきを選択することができました。
そのため、エネチェンジでは、新電力から新電力への切り替えの申し込みはできますし、エネチェンジ独自のキャンペーンも問題なく受け取ることができます。
申し込みは、エネチェンジ上で必要箇所に入力するだけで、Looopでんきにもグリーナでんきにも電話や申し込みは必要ありません。
まとめ
新電力会社から新電力会社への乗り換えについては、問題なく行うことができます。
また、比較サイトから乗り換えることで、ギフト券がもらえるキャンペーンなどをやっているので、電気料金の減額分にプラスしてお得な乗換えができます。
乗換え時の注意点を確認しながら、積極的に乗換えをしていくのがいいです。
乗り換えする人が多くなってくると、新電力会社も対策をとってくると思われますので、いまがチャンスです。