「丸山珈琲・鎌倉店出店ファンドに出資」に続いて、丸山珈琲の別案件であるコーヒー豆の仕入れをおこなうファンドに出資しました。
コーヒー豆を仕入れて、それを販売することにより売り上げます。その売り上げの多少によって、分配が支払われる、もしくは元本割れしてしまうというファンドです。
私自身、いくつかの珈琲ショップでスペシャルティコーヒー豆を毎月買っています。そのため、運用期間中は、ファンドで仕入れた豆を購入することで、ファンドを応援することができ売上にも貢献できます。
単に損益を考える投資ではなく、こういった関わり方ができるファンドは投資をする面白さが増します。
このファンドは投資期間が終了しました。
732円のプラスとなりました(税金、手数料を控除後)。また、5千円相当の珈琲豆ももらいました。
結果については、最後の方で詳しくまとめています。
ファンド概要
募集総額 | 15,750,000円 |
最低投資金額(1口) | 50,000円 |
取扱手数料(1口) | 2,850円 |
分配時振込手数料(1回、楽天銀行) | 51円 |
投資期間 | 2016年1月1日~2017年6月30日 |
分配頻度 | 1回 |
事業計画上の分配予定額(1口、税引後) | 3,503円 |
事業計画上の利回り予定 | 7.0% |
特典 | スペシャルティコーヒー詰合せセット |
実質利回り
事業計画上の利回りについては、取扱手数料が加味されていないため、実質的な利回りを計算しなおします。また、分配の受取時も振込手数料が徴収されますので、それも含めます。
投資費用(投資金額+取扱手数料+振込手数料) | 52,901円 |
投資回収(元本+事業計画上の分配) | 53,503円 |
特典の現金換算額 | 10,000円 |
事業計画上の実質利回り予定(特典含まず) | 1.1% |
事業計画上の実質利回り予定(特典含む) | 20.0% |
特典の現金換算額を利回りに含めるかどうかは、投資家の考え方によって異なります。
利回りについては、年利ではなく投資期間(1.5年)における利回りとなります。
投資判断したポイント
投資判断したポイントについて備忘録として残します。
営業者
丸山珈琲は非常に人気のあるショップの1つです。美味しい豆や珍しい豆の仕入れがあり、良く売れている様子がホームページから伺えます。
珈琲ショップは、豆、焙煎、雰囲気の3点が大事だと考えています。その点はすべてクリアしているのではないでしょうか。
売上予定
事業計画上では、1年半で4,781万円の売り上げ見込みです。
今回の募集総額が1,575万円ですので、コーヒー豆は、結構儲かるんですね。もちろん、人件費や送料などの経費も掛かりますが。
話がずれましたが、事業計画上の売り上げを達成できるかがポイントとなってきます。
今回のファンドは単純に豆を売る行為となります。これまで丸山珈琲が業務として続けていることなので、販路もあり、売れなかったということは考えにくいでしょう。
当然、美味しくない豆であった場合には、売れないかもしれませんが、仕入れについてもノウハウは十分にあるでしょうから、問題ないでしょう。
商品
グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカなどの中米の豆を仕入れる予定となっています。
これまでも丸山珈琲が主力としてきたところです。
リスク
投資商品のためリスクがあります。20のリスクが表示されています。一般的なリスクなので、特にピックアップはおこないません。
投資をご検討される際は、ご自身でリスク確認が必要です。
(追記)投資結果
分配状況
- 出資額:50,000円
- 分配金:54,501円
- 源泉税:919円
- 振込額:53,582円
投資をする際に、上記とは別に取扱手数料を支払っています。
- 取扱手数料:2,850円
- 実質リターン:50,732円
投資結果がプラスになって、なおかつ、コーヒー豆の5,000円プレゼントがついていましたので、よい投資案件でした。
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