丸山珈琲・鎌倉店出店ファンドに出資

丸山珈琲鎌倉店

はじめてのファンド型クラウドファンディングへ出資を行いました。ファンドについては、セキュリティで取扱いしている「丸山珈琲の厳選コーヒーファンド鎌倉店」です。

他の投資商品については経験がありますが、クラウドファンディングに投資するのが、はじめてということで慣れておらず戸惑いました。

個別株の投資に近い感覚ですが、圧倒的に開示されている情報が少ない中で投資判断することが難しかったです。というより、判断することができなかったです。

そのために、まずは自分が利用したことのある「丸山珈琲」のファンドがタイミングよく募集していましたので、こちらに決めました。

個別株投資もそうなのですが、はじめての投資の場合は、自分が利用して良かった会社や応援したい会社などに投資をして学んでいくことが良いですね。

 

ファンド概要

丸山珈琲が鎌倉に新店舗を開店させるための各種費用として資金を募集しています。新店舗の売上が分配原資となります。

募集総額 15,750,000円
最低投資金額(1口) 50,000円
取扱手数料(1口) 2,850円
分配時振込手数料(1回、楽天銀行) 51円
投資期間 2015年11月1日~2018年10月30日
分配頻度 毎年
事業計画上の分配予定額(1口、税引後) 3,710円
事業計画上の利回り予定 7.4%
特典 スペシャルティコーヒー詰合せセット

 

実質利回り

事業計画上の利回りについては、取扱手数料が加味されていないため、実質的な利回りを計算しなおします。また、分配の受取時も振込手数料が徴収されますので、それも含めます。

投資費用(投資金額+取扱手数料+振込手数料(3回分)) 53,003円
投資回収(元本+事業計画上の分配) 53,710円
特典の現金換算額 10,000円
事業計画上の実質利回り予定(特典含まず) 1.3%
事業計画上の実質利回り予定(特典含む) 17.5%

特典の現金換算額を利回りに含めるかどうかは、投資家の考え方によって違ってきます。

純投資で考えるならば、特典は「おまけ」となり含めないので、利回り1.3%となります。リスクの高さを考えると投資する案件としては優良ではないと考えます。

一方で、株主優待が非常に人気であり、そういった投資手段を選択する投資家が多いもの事実です。そういった見方からすれば、利回り17.5%なので非常に優良な案件と考えられます。

 

投資判断したポイント

投資するにあたっての判断ポイントです。

実際にファンド運用が完了してから、どの部分にずれが生じたのかを確認することは、以後の投資結果につなげることができます。そのため、記録しておきます。

 

営業者

丸山珈琲は店舗利用したことはありませんが、通信販売でコーヒー豆を購入したことは何度かあります。会社自体は既に設立から11年目が過ぎており、これまで8店舗の出店をしていますので、新店舗の開店にあたってはノウハウはあります。

また、食べログで確認したところ、すべての既存店の星評価が3.5以上と非常に高いです(記事作成時)。

コーヒー豆の販売においても、買いたい豆が売切れたりすることもよくあるので、売れ行きも好調だと判断できます。

心配な点をあえて挙げるとするならば、長野県を地盤に店舗展開してきており、神奈川県は初出店です。そのため、これまでのブランド力は使えず顧客の認知は低いのはないのでしょうか。それらが高まるまでは、客数が伸びないことが考えられます。

その点が事業計画に含まれているかどうかは、開示されている資料では分かりませんでした。

 

売上予定

事業計画上では、3年間で1億4,460万円(年平均4,815万円、月平均401万円、日平均13万円)の売り上げ見込みです。

都内のカフェだともう少し上だった(スターバックス1店舗月次売上は平均で7千万円前後、正確な情報ではないです)と記憶していますが、郊外型はよくわかりません。

店舗なので立地が大事となりますが、鎌倉駅からは徒歩7分と少し遠いですね。ただし、駅から鶴岡八幡宮への道沿いとなっていますので問題ないです。

あとは店舗が狭い点がポイントです。店舗賃料と従業員の数は少なくて済むと思いますが、その分、席数が少なくなるので喫茶の売り上げは既存店より悪くなります。そのため、豆とテイクアウトの売り上げ次第で、この店舗が儲かるのか決まりそうです。

投資判断できるほどの情報はないのですが、もうすでに11年も会社運営しています。色々なことを含んだうえで、事業計画の売上予定を計算し、実現性の高いものになっているものだと思います。

 

商品

数回、通信販売で利用しています。趣向品なので好みがありますが、美味しい豆を仕入れています。通信販売では、スペシャルティコーヒーがよく売り切れています。

余談ですが、コーヒー豆がよくても焙煎が下手なショップは美味しくないのですが、それもありません。

店舗の評判については、食べログが参考になります。

 

リスク

投資商品のためリスクがあります。21のリスクが表示されています。

店舗なので、事業リスク(風評被害、景気低迷、天候、事故、食中毒など)により売上が低下するリスクが高いです。投資結果として、元本を下回る可能性も当然あります。

事業をするうえではリスクは付きものです。リスクを取らなければ事業はできません。そのリスクを移転したり、対応したりして発生を抑え、またリスクが発生した時の対応方法を決めておくことで発生した時の被害を低くします。

この点についても、やはり11年の会社運営の経験があれば万全ではないかと考えています。

 

まとめ

投資判断については、自分が利用した経験と、会社運営の経験が長年あるということが投資判断ポイントとなりました。もう少し判断できる材料が欲しいところですが、他のファンドを見ても同じような情報です。

完全に理解するとなると分析だけで実際の投資は、いつまでたってもできないので行動してみました。

そもそも丸山珈琲は、この新店舗を開店させるにあたって、資金が必要となり募集してはいないでしょう。募集金額である1,600万円ぐらいは、会社内で設備投資できるでしょうし、ない場合でも銀行がもっと安い金利で貸してくれますから。

となれば、類似広告の一環と考えてよいでしょう。

投資家を巻き込みながら新店舗をつくり、話題性を上げることが、新店舗の売り上げだけではなく丸山珈琲のブランド力アップにもつながるためです。

 

画像出典:丸山珈琲

 

追記:商品および配当の状況

特典商品

丸山珈琲投資家特典

2016年2月17日に、ヤマト運輸宅配便で特典商品が到着しました。投資してから約半年後に到着ということで、待ち遠しかったです。

特典内容
  • ボリビア アグロ・タケシ・ティピカ 200g
  • ボリビア ウチュマチ 200g
  • エチオピア ケムジン 200g
  • グアテマラ サン・ヘラルド 200g

1万円相当なので、「100g1,000円×8+送料」だと思います。

他の珈琲屋さんでは、スペシャリティーコーヒーでも問屋から仕入れることが殆どです。

丸山珈琲は他店に比べて非常に高いのですが、直接、産地から、しかも農園から仕入れているため、単価が高くなっているようです。

 

配当

現時点で配当はありません(予定通り)。