クラウドファンディングは5種類あることを理解していればスッキリ!

クラウドファンディングの種類

「クラウドファンディング」とグーグルで検索すると、色々な会社がでてくるようになりました。クラウドファンディングも色々な種類があり、一般的なクラウドファンディングである「お金を出してくれた人に商品が届けられる」ものだけではなく、寄附するタイプや、投資商品になっているタイプもあり、一括りにクラウドファンディングといっても分類があります。

そこで、簡単に、クラウドファンディングの種類を説明していきたいと思います。

5つの種類

そのクラウドファンディングは投資するもの?

「クラウドファンディング=資金提供」という意味なので、お金を出す(資金提供)ということは全タイプで同じなのですが、その出したお金が、どのような約束で出すのかによってタイプがことなります。

まず大きな違いとしては、「投資するタイプ」もしくは「投資しないタイプ」で分けることができます。

 

非投資タイプ

お金のリターンは約束されていない。ただし、お金ではなく製品などを送ってくれるものも非投資タイプとなります。

投資タイプ

お金のリターンについて約束されているもの。出したお金よりも多くリターンされることもあります。ただし、投資なので出したお金が目減りすることやなくなることもあります。

とある事業を開始したい人がクラウドファンディングでお金を集め、その収益が集めた金額の1.5倍になったら、その利益分を上乗せしてリターンされるような感じです。

 

非投資タイプは、中分類が2種類ある

非投資タイプのクラウドファンディングでも、さらに2種類に分けることができます。

一般的に「クラウドファンディング」というと、この2種類のいずれかを指していることが殆どです。

 

寄付型

社会的な問題の解決などに取り組むNPOや個人に対して、資金提供するタイプです。いわゆる昔からある「寄附」と同じですが、サイトで広く一般的に募集するものです。

お金のリターンはありませんが、社会的な貢献活動の1つとして、資金提供を通して参加していくものです。

例えば、災害が発生した際の寄付募集などです。

購入型

ビジネスやプロジェクトなどに資金を提供するタイプで、お金のリターンはありませんが、製品やサービスのリターンが受けられるものです。

例えば、農園を作りたい人が資金を集め、その農園で収穫した野菜の一部を資金提供した人へ渡すプロジェクトなどです。

 

投資タイプは、中分類が3種類ある

投資するタイプには3種類あります。

他の言い方もありますが、「投資型クラウドファンディング」が官庁の資料などにも書かれていますので、こちらで統一されていくものでしょう。

投資タイプは金融庁や財務局の管轄となりますので、取扱いをする業者は許認可の必要があります。

 

ファンド型

ビジネスやプロジェクトなどに資金を提供するタイプで、お金のリターンを受けられるものです。また、お金のリターンだけではなく、加えて製品やサービスのリターンを受けられるものもあります。

例えば、農園を作りたい人が資金を集め、その農園で得た収益と資金提供したものが返ってきて、さらに収穫した野菜の一部を資金提供した人へ渡します。ただし、その農園での収益がマイナスの場合には、資金提供して残っているお金と収穫した野菜の一部を資金提供した人へリターンがあります。

貸付型

お金を借りたい企業や個人へ資金を貸出し、貸出したお金とその間の金利の金銭的なリターンが受けられるものです。

例えば、事業用の資金を必要としている人が資金を集め、その間の金利と資金提供した分のお金のリターンを受けるものです。ただし、事業が失敗した場合には、リターンがない、もしくは一部のお金しか戻ってこないこともあります。

株式型

株式市場に上場していない企業の株(権利)に投資するものです。株を購入することで、その資金が企業へ投資され、そのお金で事業を展開するものです。

例えば、新しいサービスを開発するベンチャー企業の株を購入します。リターンは、株券を売却して得ます。株券を購入した時の価格と売却したときの価格の差によってリターンは変わってきます。

 

5つの種類のまとめ

非投資タイプ 寄付型 リターンなし
購入型 商品やサービスのリターンあり
 投資タイプ ファンド型 お金(事業益等)、商品、サービスのリターンあり
貸付型 お金(金利)リターンあり
株式型 お金(株売却の差)リターンあり

※「お金のリターン」については、マイナスリターンの場合もある。1万円資金提供して5千円しかリターンがないことも。

 

クラウドファンディングの市場規模

クラウドファンディング市場規模

クラウドファンディング市場規模推移

数年前は「クラウドファンディングはなに?」というのが一般的でしたが、最近ではメディアやネットで色々と話題になることが多くなってきました。

2012年と比較して2015年は4倍ですから、クラウドファンディング界隈がにぎわっているようですね。

話題になるものは、非投資タイプのクラウドファンディングが殆どですが、資金提供される金額で比較すると、圧倒的に投資タイプが上回ります。

 

クラウドファンディング構成

クラウドファンディング構成

このグラフのとおりなのですが、貸付型が圧倒的に資金を集めています。次に購入型とファンド型となります。

おそらく募集件数だけを比較すると購入型のほうが多いのですが、募集金額が低いです。一方で、貸付型はマンションの建設のために資金募集するなど、かなり高額の案件となりますので、このような結果となっています。

source:株式会社矢野経済研究所

 

当ブログでもクラウドファンディングに資金提供

少しずつですが、当ブログでも投資タイプのクラウドファンディングに資金提供をはじめましたので、その様子をアップしていきたいと思います。

主なものとして、以下のものがありますので、よろしければご確認ください。

貸付型

SBIソーシャルレンディング「SBISL太陽光発電事業者ローンファンド1号」に出資

2015.09.11

クラウドクレジット「ペルー・小口債務者支援プロジェクト8号」に出資

2015.09.10

ファンド型

近江牛のまる亀こうし牧場ファンドへ出資

2015.11.02

丸山珈琲の厳選コーヒーファンドに出資

2015.09.29

丸山珈琲・鎌倉店出店ファンドに出資

2015.09.08

 

現時点の感想としては、株投資などよりも、身近に感じられるところへ自分のお金を投資できています。単純にリターンを求めるというよりも、応援したいところへ投資できる感じがあり面白味があります。

例えば、丸山珈琲の場合は、実際に旅行のついでに鎌倉店によってみたり、ファンド資金で輸入したコーヒー豆の販売が始まったら、実際に購入して味わってみたり、株式投資とは違った楽しみ方ができます。また、1万円相当のコーヒー豆をプレゼントしてくれるなど、そういった面でも非常に満足しているところです。

 

非投資タイプのクラウドファンディングについては、まだ載せられる実績がないので、資金提供し次第、アップしていきたいと思います。