amazonギフト券を貰ったけれど使う予定がない場合は、ギフト券の売買をするサイトで現金化をすることもできます。
ヤフオクのように、ギフト券の個人間の取引をできるサイトが幾つかあります。ヤフオクは購入する値段をオークション形式で入札し、一番高い人に落札される仕組みですが、ギフト券の売却サイトは、売り手が値段を決めて出品し、その値段に対して購入する人が居れば取引の成立となります。
例えば、10,000円のamazonギフト券を5%引きの9,500円で出品し、購入者が現れれば取引成立です。9,500円がすべて入金されればいいのですが、サイトで数パーセントの手数料がかかりますので、その手数料の比較をしてみたいと思います。
お金や個人情報のやりとりに関しては、個人間で直接は行わずサイトを通して行うことで安全に取引できたり、購入者の集客をしてくれることを考えれば、数パーセントの手数料は納得できるものと思います。
amazonギフト券の他にも、楽天ギフト券、itunesカード、GooglePlayカード、LINEギフトなども取引ができますので、使わずに眠っているものがあれば、まとめて出品するのも良いですね。
ちなみに、ギフト券を購入する際のことに関しては、次の記事で書いています。

ギフト券は何パーセント引きで出品すると良いか?

ギフル amazonギフト券販売状況
ギフト券を売る場合に、額面どおりの出品価格で販売しても売れないです。1万円のギフト券を1万円で売るとした場合、購入者はわざわざギフト券のサイトを通さなくても、正規のサイトから購入すればよいためです。
そのため、ある程度の割引をして出品する必要がありますが、どのくらいの割引で売れやすいのか、知りたいところだと思います。3年ほどギフト券のサイトを利用していますので、売れやすい大よその割引率を紹介していきたいと思います。
種類 | 売れやすい割引率 | 一般的な割引率 |
amazonギフト | 6%引~10%引 | 3%引~5%引 |
楽天ギフト | 6%引~10%引 | 3%引~5%引 |
itunesカード | 16%引~25%引 | 10%引~15%引 |
GooglePlayカード | 11%引~18%引 | 5%引~10%引 |
LINEギフト | 11%引~18%引 | 5%引~10%引 |
あくまでも参考程度ですが、出品時の割引率として、すぐに売りたい場合には(売れやすい割引率)、1週間程度で売りたい場合には(一般的な割引率)としてください。
また、アマゾンや楽天は期間限定でセールなどを行いますが、そのセールに該当する期間は非常に売れやすくなりますので、あまり割引をしなくても売れる傾向にあります。
amazonギフトや楽天ギフト以外のものは、結構な割引率にならないと売れません。買う人が少なく、売る人が多いので、割引率の争いになり15%引き以上となることもあります。
ギフト券売却時の手数料比較
amazonギフト券を売るときには、案内したとおり割引いてから販売しますが、購入された金額がすべて自分に振り込まれるわけではなく、そこから手数料が差し引かれてから出金となります。
多くのサイトで手数料は2種類あり、ギフト券が売れたときに発生する利用手数料と売れた金額を自分の銀行口座に出金指示をするときの振込手数料となります。当然、手数料が安いところがよいです。
サイト名 | 利用手数料 | 振込手数料 |
ギフト券取引所![]() |
無料(当面の間) | 270円 |
ギフル | 無料(2017年9月30日まで) | 300円 |
amaten | 販売価格の0.99% | 499円 金額にかかわらず |
アマオク | 販売価格の2.50% | 出金10万円:無料 出金10万円未満:250円 |
giftissue.com | 販売価格の1.00% | 不明 サイトに表記なし |
代表的なサイト5つの価格を比較しました。利用手数料は1%~2%前後が相場のようですが、ギフト券取引所は最近サービス開始をしたこともあり無料で出品できるようになっています。
ちなみに、ヤフオクの場合の手数料は落札価格の8.64%が手数料となりますので、ギフト券サイトの手数料の安さは素晴らしいと思います。
手数料のほかに気を付けておきたいこと
販売のしやすさ
上に挙げた5つのサイトであれば問題はないと思いますが、購入者がどのくらい居るのか(販売のしやすさ)は、ほかのサイトを利用するときに気を付けておきたいです。
出品しても購入者が少なければ、売れるまでの時間がかかりますので、お急ぎの場合は留意が必要です。
ただ時間差はあるものの、出品者が多いということは割引率の競争が起こり、結果として、購入者は安く買うことができるので、出品者が出品をしようと考えるサイトが最良であることにつながると思います。
購入者の本人確認
購入する人はなるべく簡単に、かつ安全に取引したいと考えています。
特に値段によっては、購入者も運転免許証などの本人確認書類を提出しなければならい点はデメリットです。ギフルであれば、1万1円以上のギフト券を購入するときには運転免許証かパスポートを提出するルールとなっています。
この点を利用するならば、ギフト券の出品は1万円以下のものが売れやすくなります。
時期
上でも書きましたが、ギフト券が良く使われるショップサイトのセールの時期やクリスマス・年末シーズンは、ギフト券もよく売れます。お急ぎでなければ、その時期に出品することで、割引率が低くても売れますので、出金額も増えるでしょう。
エラー
出品時にギフト券の番号を登録するのですが、この番号が誤りの時には購入者からエラーとして連絡があります。
一般的なルールとしては、購入者が購入してから30分以内に該当のサイトにギフト券の登録をします。その登録の際に登録できない場合には、ギフト券を購入したサイトでエラー報告をします。
エラー報告をされたギフト券の代金は、出品者には反映されず、エラーの処理をする必要があります。(詳しくは登録前に各サイトでご確認ください)
ご自身の手間だけではなく、購入者にも手間をかけ、不安を覚えさせることになりますので、登録時には間違いがないようにしてください。
以上となります。
お手元に使わないギフト券がある場合には、ご検討ください。