「エアコン・夜間解禁!」
昨年までは、日中の暑い時間帯である13時以降から夕方ぐらいまでエアコンをつけていました。
しかし、これまでになかった夜間でも非常に暑い状況や子どもたちからの要望もあり、7月から夜間もエアコンを付けるようにしました。
暑さでダウンすることもありますし、悪いケースだと健康にも影響しかねないので、やむを得ないです。
そこで気になるのが、エアコンの電気代です。
最新のエアコンに買い替えるというのがもっとも効果的な対策なのですが、十万円前後するので、なかなか直ぐに対応することが難しいです。
そのため、すぐに対応することができる節電対策を行っています。
この記事では、取り入れているエアコンの電気代を安くするための対策について紹介しています。
電気代が気になるときに、まだ行っていない対策などがありましたら、参考にしてみてください。
エアコンの電気代の参考料金
まずは我が家のエアコンにかかる電気代がどのくらいかかっているのか、参考にグラフを載せてみました。
エアコンは1台しかなく15畳用の東芝製のもので、10年ぐらい前に購入した古いものです。
エアコンの電気料が月に6,000円以上かかっているならば、我が家の対策が参考になるかもしれないです。
電気代詳細
6月中旬までは、まったくエアコンを付けておらず、生活にかかる電気代として1日200円前後の電気代となっていました。
6月下旬から7月上旬までは、13時ごろから19時ごろまでエアコンを付けており1日280円前後です。
7月中旬からは、13時ごろから次の日の5時ぐらいまでエアコンを付けて1日で400円前後となっています。
結論として、エアコンの電気代としては、ざっくりとしたものですが、昼間だけならば+100円、朝までつけると+200円がかかっています。月だと6,000円ぐらいエアコンによって電気料アップになります。
エアコン電気代の節約
12の節電につながる対策をしているので紹介をしていきます。
既に対策を実施済みなので、対策をしないときの電気料金との比較が難しいのですが、数千円の効果はあると考えています。
掃除によって冷房の効率アップ
エアコンは目詰まりや汚れによって、機能が弱まったりすることで余計に電気が必要となることがあります。
各所の掃除はおこなっていますか?
1:エアコンフィルターを掃除
基本中のキホンとなるフィルターの掃除です。
フィルターにほこりなどが詰まることで、エアコン機能の低下に繋がりやすく、また排出される空気もクリーンではありません。
自動洗浄してくれるエアコンが今は主流ですが、それでも一度前面のフィルターを確認してみてください。
掃除タイミングとしては、エアコンを使用する時期の前に1度行います。そのあと、1か月に1度程度、こまめに掃除するとよいです。
フィルターを外して、洗浄・自然乾燥して、もとの所へ取り付けます。
2:エアコンの内部を洗浄
エアコンの内部については、液体から気体に変化させる機能などがあるのでカビが生えやすいです。カビや汚れにより機能が低下し、結果的に電気代が多くかかるようになります。
各社のエアコンで、内部を乾燥させてたり凍らせたりして、カビを発生させないようにするものもあります。
なかなか内部の状況を確認することができず、業者に1万円前後でエアコンクリーニングをお願いすることが多い部分です。
自分でもスプレーとカバーが市販されておりますので掃除することもできます。
3:室外機も掃除
室外機は外あるので忘れてしまうポイントですが、室外機も年に1度以上は掃除をすることで節電できます。
固く絞った雑巾やブラシで全体の汚れを落とします。室外機は防水なので、水をかけてブラシをかける掃除の仕方でも問題ないです。
エアコンの使い方で節電
4:風量を調節しない
電気代を節約するために風量を「弱」に設定していませんか。「自動」をおすすめします。
設定した温度まで下げるようにエアコンはフル稼働をし、その冷えた空気を自動で風量を調整してくれます。
弱のままだと、フル稼働をしている時間が長くなってしまい、かえって電気料がかかってしまいやすいと考えています。
5:風向きは水平に
冷たい空気は下に下がってきやすいので、エアコンから排出されるときは風向きを水平にして、部屋全体にいきわたるようにしてください。
風向きを下にしてしまうと、その部分だけは早く冷えるのですが、それ以外の場所が冷えないです。
部屋の温度を測り、スポットで空気を送る高機能なエアコンの場合には必要ないです。
6:設定温度は程々に
設定温度を20度などにしていませんか。気持ちは分かるのですが、設定温度が低いほどエアコンがフル稼働して電気代がかかります。
設定温度は下げたとしても25度程度、通常は27度程度です。
暑く感じるときもあるのですが、体感は慣れもありますので、なるべく低すぎないようにしておけば慣れてきます。
7:付けたり消したりしない
部屋の温度が下がったらエアコンを消して、また暑くなったら付けているようであれば、適正な温度でエアコンを付け続けたほうがいいです。
エアコンが立ち上がるため、部屋を冷やすために多くの電気を使うためです。
グラフは時間ごとの電気料を表示していますが、13時ごろに付けたときが最も1時間あたりの電気料がかかっています。
19時ごろに上がる原因はよくわからないのですが、家族みんなが帰宅する時間で人数が増え冷やす力が必要となるからでしょうか。
極端な意見として24時間つけっぱなしのほうが節約できると指南する方もいます。でも、どうなんでしょうね。
室外機を確認
8:室外機は日陰
室外機は、室内機で熱を集め、その熱を排熱する役割をしています。
そのため、室外機事態が直射日光があたり熱い状態だと排熱の効率が悪くなり、電気がかかります。
なるべく日影が良いのですが、すでに設置している場合には、なるべく直射日光が当たらないように対策してください。
9:室外機の周りは何も置かない
室外機は排熱をしますので、その周りは空けておいてください。物が置いてある場合には、整理をして別の場所に移動しましょう。
また、室外機と壁との間も設置せず、空間をつくるようにしてください。
部屋の中でも対策
10:扇風機・サーキュレーターで拡散
エアコンを付けているときは扇風機などは起動していないのであれば、空気を循環させたほうが、はやく温度の下がった空気が部屋にいきわたり、電気代の節約になります。
また、設定温度が27度では暑い場合には、直接扇風機などの風を体に当てることで、かなり快適になります。
11:カーテンを閉める
直射日光が部屋に差し込んでいると部屋の空気が暖められますので、さらに冷やす必要があります。
そのため、日中でも、必要な部分以外はカーテンやレースをすることで直射日光が当たらずによいです。
電気料金の値段を下げる
12:電力会社を乗り換える
電力会社を乗り換えることができることをご存知ですか?
乗り換えて1年間の節約金額が4,000円を超えています。電力料金自体を下げることができます。
東京電力、関西電力など、前から電力会社を変えていない場合には、いろいろな電力会社が参入していますので乗り換えを検討してみてください。
検討には、エネチェンジという電力の比較サイトが便利です。
エアコンを買い替える
対策ではありませんが、エアコンを買い替えるというのも節電効果が高いです。
エアコンなどの白物家電は、10年単位で買い替えるとよいと推奨されています。
性能が上がり新機能があるだけではなく、消費電力もかなり少なくなっており、年間にかかる電気料金が安くなるためです。
我が家でも10年がたったということもあり、今年は電気店に行ってきました。
結果的に買い替えは来年以降にしようということになりましたが、エアコンの自動掃除機能の充実や消費電力の改善などについて確認できました。
エアコン自体もまだ現役で、新しく買い替えようとしても安くない値段なので直ぐには難しいのですが、1年後か2年後ぐらいには再考します。
既にエアコンに不具合が生じていたり、どんな対策をしても前のように冷たくならないなどがあり、10年以上経過していましたら修理するより買い替えた方がよいです。
まとめ
エアコンの電気料を安くするための12の確認ポイントを紹介してきました。
自分で対策がしやすく比較的スグにできるものを集めましたので、このあと行動してみて下さい。
1日当たりの電気料の変化は少なくても、毎日かかってくるものなので、コツコツと効果が積みあがっていくものです。
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